上野(駅)の役割 高崎線・常磐線・新幹線

上野駅の外観
上野駅の外観

上野駅は、現在の高崎線の開業に合わせて、日本初の私鉄鉄道が開業した際に東京の起点駅となった駅です。それ以降、日本を代表するターミナル駅として栄えてきました。山手線をはじめとしたJR線、東京メトロ等、都内を繋ぐ各線のほか、JR東日本の高崎線や常磐線、新幹線等が乗り入れており、「北の玄関口」としても知られています。高崎線は埼玉県さいたま市の大宮駅と群馬県高崎市の高崎駅を繋ぐJR東日本の鉄道路線ですが、運行系統上及び旅客案内上は東京駅から大宮駅間を含めた東京駅から高崎駅までを高崎線と呼んでおり、東京駅の次に停車するのが上野駅になります。常磐線は荒川区の日暮里駅から千葉県、茨城県、福島県を経由して、宮城県岩沼市にある岩沼駅までを繋ぐ鉄道路線です。列車運行上では、東海道本線の品川駅から東京駅及び東北本線の東京駅、上野駅、日暮里駅間、さらに岩沼駅から仙台駅が含まれ、品川駅から仙台駅までを指します。高崎線、常磐線共に、上野駅と東京駅を経由して相互直通運転を行う上野東京ラインです。上野東京ラインは2015年3月に開業し、他に東北本線や東海道本線があります。上野東京ラインの開業により山手線や京浜東北線の混雑率は大幅に緩和されました。また、上野駅には複数の新幹線も乗り入れていることでも知られています。線路の名称上では東北新幹線のみとなっていますが、東北新幹線経由で、山形新幹線、秋田新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、北海道新幹線が乗り入れており、東京と北方面を繋ぐ重要な役割を果たしています。他にも上野駅には、JR東日本の京浜東北線や山手線も乗り入れています。京浜東北線は、東北本線の近距離電車系統で、埼玉県さいたま市の大宮駅から東京駅、上野駅を経由して神奈川県横浜市の横浜駅までを繋いでいます。山手線は、路線名称上は品川駅を起点として田端駅までを繋ぐ鉄道路線ですが、運行系統上は、東海道本線及び東北本線の一部区間を含めて、東京都内を環状運転する路線です。上野駅をはじめ、東京駅、渋谷駅、新宿駅、池袋駅等、都心の代表的なターミナル駅が山手線上にあります。さらに、上野駅にはJR東日本の鉄道路線だけでなく東京メトロの銀座線と日比谷線も乗り入れています。銀座線は渋谷駅と浅草駅を繋ぐ鉄道路線で、途中に上野駅をはじめ、新橋駅や銀座駅、虎ノ門駅等のオフィス街を形成する駅を経由しています。日比谷線は、中目黒駅と北千住駅を繋ぐ鉄道路線です。途中、恵比寿駅、霞ヶ関駅、銀座駅、上野駅等を経由します。さらに日比谷線は北千住駅より東武伊勢崎線を経由して埼玉県の南栗橋駅まで相互直通運転を行っています。このように、上野駅は多数の鉄道路線が乗り入れるターミナル駅です。また、その乗り入れ路線は都心から日本の北方面をはじめ、神奈川県や埼玉県等、関東の各県までをも繋いでいます。その途中に経由駅として位置する上野駅は、日本のあらゆる方面へのアクセスが良好な利便性の高い駅です。賃貸オフィスを上野駅に構える大きなメリットのひとつは、この交通利便性の高さと言えます。特に「北の玄関口」として有名な上野駅は、日本の北方面や北関東に取引先を有する企業様には大変便利な駅です。さらに、東京駅や新宿駅、渋谷駅等の都心のオフィス街にも東京メトロや山手線によって1本でアクセスが可能なため、あらゆる場所に位置する取引先に行きやすいのが魅力です。上野駅は交通利便性の高さをポイントにして、オフィス移転を検討される企業様には大変おすすめの駅です。また、賃料も都心に比べると比較的低価格なため、コスト削減を視野に入れてオフィス移転を考えられる企業様にも適していると言えるのではないでしょうか。

様々な路線が乗り入れている上野・御徒町エリアの賃貸オフィス